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年末年始に考えたこと

こんにちは、設計・デザイン室の堂脇です。
私事で恐縮ですが昨年10月に引っ越したこともあり、この年末年始はどこにも出かけずに自宅でのんびり読書三昧でした。
「会社経営は5.0のフェーズに入ってきている。」正月に読んだ「SDGsブランディングの教科書」という本の中で提唱していた言葉です。まず「自分(売り手)の豊かさ」が1.0、次に「お客様の豊かさ」が2.0、いわゆる「顧客満足度(CS/カスタマーサティスファクション)。そして3.0は「世間(地域社会や業界)の豊かさ」、これで「売り手」「お客様」「世間様」と近江商人が唱えた「三方よし」のことだそうです。4.0はさらに「従業員の豊かさ」まで含む「四方よし」。働き方改革など政府が発表した政策もこれに含まれるのでしょう。5.0のフェーズというとその先。「社会全体・世界全体の豊かさ」を意識した経営ということになるらしいです。それを実現するために「SDGsを使ったブランディング」を取り入れていきましょうという内容でした(まだ読み終わっていないのですが…)。
一昨年あたりからいろんなところで目にするようになってきた「SDGs」というワード。地球環境問題のことと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、働きがいや経済成長までも踏まえたいろんな「環境」についての提言です。読めば読むほど生活に密着した提言だと感じました。
弊社の業務では多くの企業との関わりがあり、協力しながら業務を進めています。クライアントをはじめ、協力会社、仕入先など多くの企業とお付き合いしていく中で、このSDGsを最初は浅くても、広く伝えていくことができればこれをきっかけに自社も周りも良い方向に変わっていくことができるのではないかと考えました。それが達成不可欠なフェーズ「4.0」の「従業員の豊かさ」で働く人の満足になり、その従業員の満足が自社製品(サービス)の充実に繋がっていき、お客様の満足からエンドユーザーの満足=社会の満足になるのではないでしょうか。ブランディングとは「貢献点」であり、「誰かの不便に気づいて解消することで企業としての認知を得ていくこと」ともありました。だとすると自分は誰に貢献できるのか…?。やはり仕事を依頼してくださったお客様が第一ですが、そのお客様の先にエンドユーザー(社会全体)があるということを想像し、目の前の仕事に一所懸命取り組んでいくことで「自分」「会社」「お客様」「世間」「社会・世界」それぞれの豊かさに繋がっていくと思いました。「誰かが困っていることを解消する何かを創って、新たな事業を構築し、それが会社の発展に繋がっていく。」少し酔った頭でそんなことを考えたこの年末年始でした。
また昨年から業務としてはもちろんですが、個人的にも興味があり、モノづくりをしている企業の方にお会いしたり、記事や配信を拝見させていただく機会が数多くありました。九州から出展された陶器組合の方、都内に革工房を一人で立ち上げた方、仲間と作った服をオンラインショップで販売しているブランドの方、自分の夢だったカフェ開業された方など、コロナ禍でも頑張って事業を新たに立ち上げたり続けられている方々と触れ合わせていただき、とても刺激を受けました。その中で偶然ですが、私の出身地で酒蔵(農業法人八千代伝酒造株式会社/https://yachiyoden.jp/index.html)の代表をされている方の記事が心に残りました。「伝統を守りつつ、自分にしかできないことを見つけ出し、それを磨いていく」という決意を語っておられるのですが、共感を持ったというか衝撃を受けたというか…なにかとても考えさせられてしまいました。帰省した際にお会いできないかなぁなんて考えてます。その方が好きな言葉として挙げていた「伝統とは“灰を崇拝する”ことではなく、“炎を絶やさない”ことである。」(グスタフ・マーラー/1860-1911年、オーストリアの作曲家、指揮者)にも感銘を受けました。伝統が全て良いという訳ではありませんが、伝統を守りながら、改革を進める、発展させていくことが大切だと感じました。そんな中、(またまた私事ですが)今年次男が高校受験に挑んでいます。この次男、出生時にはとても小さくてニュース以外で聞いた中では最少体重で生まれてきたのですが、おかげさまで大病にも罹ることもなく健康に育ってくれました(医療の進歩はすごいですね)。そして今回の受験では、モノを創るという方向に進んでくれようとしています。長男はすでに工業系の学校を出て、IT業界内ではモノづくりと言われるような分野に身を置いており、次男も合格すればタイプは違いますが家族全員モノづくりに関わるということになります。小さな自己満足ですが、「“炎”は繋がろうとしている」のかなと思っています。
震災やテロなど、なかなか経験できないであろう事象を見聞きしてきたこの数十年ですが、今までお会いできた方々とのご縁を大切にし、そしてうかがったことをしっかりと活かして、今年以降に起こるであろう大きな変化の波を受け止めて、そして乗りこなしていきたいと考えました。

   

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