松下幸之助翁がこんなことを言っています。
「事業はちゃんと儲かるようになっている」と。だから、「儲からないのは、儲からないことをやっているからだ」と・・・この意味が、この年になって少し分かって来たような気がしています。
儲けるコツが分かっている名経営者は、赤字会社をＭ＆Ａしても、２、３年で黒字へ転換し、強い会社に変貌させます。日本電産の永守重信氏などその典型だと思います。難しい色々な数値をあれこれ調べて比較することではなく、何か根本的なポイントがあるのでしょう。時代は止まってはいません。世の中の価値観も変わりますし、技術も顧客ニーズも社会も変わります。さらに、感染症は、別の対応を迫られますが、簡単にクリアーしていきます。凄いの一言に尽きますね。
さて弊社でも感染対策を進めていると、無駄なことが露になりました。この発見は弊社が強い会社に変換するいい時期と捉えています。弊社は、展示会・イベント・商業施設等のディスプレイ業です。
先人達の築いた強い会社の足元には遠く届きませんが、千分の一、万分の一を身につけられるようにと切望しながら、クライアントの期待値を超える効果的なディスプレイを目指し、より良いモノを提供できるようこれからも頑張ります。

「儲からないのは、儲からないことをやっているからだ」
無駄を排除して商品特性を高めろと、もう少し勉強して皆様に貢献しろと言われている気がします。
松下翁の言葉は、感慨深いですね。