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アパレル業界を競馬に例えるとわかりやすい

2021年度売上順に並べると以下。小生の認識では “ファストファッション” と呼ばれています。

1位        インディテックス              2兆5,659億円

2位        H&M     2兆4,341億円

3位        ファーストリテイリング    2兆1,329億円

4位        GAP       1兆9,278億円

アパレル業界は、一発当たるとすぐにビルが建つような業態で、もちろんその分リスクも大きいです。この業界を競馬に例えるとわかりやすいそうです。競馬場にはパドックがあり、そこは品定めの場所です。一攫千金を狙うスターブランドがパドックに立ちます。その周りを勝ち馬に乗りたい(真似したい)猛者が虎視眈々狙っています。さてスターたちがスタートに立ちゴールを目指します。ゴールはHITすなわち売れる製品です。スタートに並ぶのは名だたるアパレルブランド。アパレルは投機に近い投資で誰もが勝ち馬に乗りたいでしょう。勝ち馬に乗れれば、打ち出の小槌を得られます。スタートから並ぶとハイリスクハイリターン。勝つ確率を上げるためには、第4コーナーを回ったあたりで勝負するとHIT率が上がります。極端な言い方をすると、流行っているものを3週間で作って売れば、商機を逃さず確実に売れる・売れた。これが“ファストファッション”と言われています。インディテックス(ZARA)のオルテガCEOはここに目を付けました。ちなみにイーロンマスクの次、世界2番目の大富豪。GAPはカテゴライズ・ブランド化し、H&Mはカジュアル化し今に至ります。さてファーストリテイリングですが、上記3社とは違う路線で勝負します。フリースはアウトドア業界の定番からチャンネルを超えての高品質・低価格の参入。常にお客様目線での取り組みでヒートテックの開発は、川上から川下からのマーケットインで累計50億枚というメガヒットを生みました。さらなる進化で購買リピートを見るに、もう生活衣料と思います。それまでの販売数は、オールドネイビー(GAP)のチノパンで、300万枚売れれば大ヒットのアパレル業界で1億枚の特大HITでした。ヒートテックは神の領域かも知れません。ユニクロは世界1位も夢ではなく、すぐにでも実現しそうです。

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