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社員コラム

『進歩を思う秋』

急に涼しい日が来たり、暑さが戻ったりと、気温が落ち着かない日々ですが皆さま体調は崩しておりませんでしょうか。設計室の日高です。
毎週のように台風が発生し、被害も大きく、わずかな梅雨で心配された水不足も数時間で一気に降る雨によって解消とはなりましたが、これほどまでの短時間雨量にはなかなか人間社会が付いていけていない状況かなとニュースなどを見て心を痛める日々です。先日、太陽が周期的に力が弱まると地球への宇宙線が増え、気象異常を起こして雨が増えるという研究結果を目にしましたが、それが事実ならこの急な異常気象は宇宙規模のものだった?と、驚きながらも興味がわいた次第です。

宇宙と言えば、先日NASAのアルテミス計画の打ち上げが話題となりました。私もyou tubeで打ち上げの生配信を見ておりました。打ち上げは延期されましたが、今後再び人類が月面に着陸する様子が見られるのではと思うと興奮が収まりません。私はアポロ11号打ち上げの時代にはまだ生まれておらず、あの興奮を体験することはできなかった世代です。店頭のテレビにくぎ付けになったり、月面着陸の生放送を見るために学校から急いで帰ってきた学生時代の話などを聞くと、私も体験してみたかったと羨ましく思っていました。
それが再び、2024年以内には体験できるのかもしれないと思うと今から楽しみでなりません。今の時代では、月面の様子ももっとクリアになった映像で見られるかもしれませんし、興味は尽きません。宇宙開発の歴史も随分長いものになったのだと思いますが、あらゆる分野で研究というのは欠かせないものなのだなと普通に生活しているだけで感じる時があります。

どのような分野であれ、地道な研究は誰かの希望になり、また便利になるものなのだと考えています。我々の仕事は希望や楽しさを届けることが大きいものですが、それも地道に培ってきたものを舞台に送り出すようなイメージで仕事をしています。展示会やイベントはまさにお披露目の舞台ですので、地味な研究の後の晴れやかな姿を多くの人にお届けできることをいつも喜びとしています。

少しずつコロナ過を経た次の時代へと移行しているのを感じつつ、再び晴れやかな舞台へとアイデアを送り出す日々が近づく日々にワクワクし、今日も秋の虫の声を聴きながら眠ることとします。虫が秋を告げるのならば秋なのでしょうね。

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