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社員コラム

千束通り納涼大会

晩秋の候、すっかりご無沙汰しているうちに、冷え込む季節になりました。
営業担当の長田です。
少し前の話になりますが、去る8月7日(日)、東京浅草千束通りにおいて『第46回 千束通り納涼大会』が開催されました。サンバカーニバルや警察署・消防署の体験、地元小学校のブラスバンドによる演奏など、夏を彩りお子様から大人まで楽しめるプログラムが盛りだくさん。まだまだコロナ感染者数が高い数字を維持していた最中ではありましたが、商店街が一眼となり感染防止対策を行いながらの開催となりました。

      

そして、今回の目玉企画『TOUR of SENZOKU レコードと生演奏の饗宴』と題し豪華アーティストによるライブステージが開催されました。弊社も先日の浅草いきいきあじさい祭につづき、ご縁を頂きまして、ライブメインステージ会場の設営など、お手伝いをさせて頂きました。

     

とても商店街のお祭りとは思えないほどの盛況ぶりで、イベント終了後の近隣の飲食店はどこも満席状態であったようです。そして余韻に浸るように一同に参加アーティストの楽曲を流しながらの営業をされたとか。単なる街の夏祭りでは終わらない、新しい息吹を感じ、後継者不足や空き家問題など商店街の課題は多い中、街フェス的な面白い取り組みに商店街、来場者ともに満足されたようでした。印象的だったのが、ライブの途中に商店会実行委員の皆様がステージ上にあがり、参加者の皆様へ『来年もこのステージを続けたいので、参加者の皆さん、ひとつでもいいのでゴミを拾い持ち帰って頂けたら』と呼びかけ、参加者の皆さまが一同に応じていたこと。
我々最後に撤収作業を行いますが、あれだけの参加者がいたのに関わらずゴミは数えるほど。まるでサッカー日本代表の海外主催でのサポーターのゴミ拾いをみたような、尊敬と礼節をもとに作られた日本人の現実をみた気がしました。
今回のイベントに関わり、浅草に身を置く企業と致しまして、改めて浅草界隈のお仕事に携われることはこの上なく幸せを感じた瞬間でした。新型コロナウィルスの影響で観光客が減少、店舗の売上が落ち込む浅草に活気を取り戻そうと、商店街が一丸となって取り組んだ今回の一大イベント。浅草の底力を感じながらも、今後も浅草の復興に微力ながらお手伝いさせて頂きたく精進してまいりたいと思います。

 

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