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「大切なものは、目に見えない」星の王子様

2005年頃?帰宅すると本を読んでる娘が・・・手にしてるは「星の王子さま」 (新潮文庫) 何故 今更。私:オォ懐かしいね。 お子様ランチか?
小生意気な娘 : うるさいから静かにして・・・・ こんなやりとりから ・・どうやら「星の王子さま」の日本国内の著作権保護期間は満了。原文の複製や新たな翻訳・挿絵についての変更も可?。それに伴い、(岩波書店の独占的な翻訳)出版権が消滅したとたん国内の複数の出版社から「新訳」で出版されたそうです。
それで、この中の訳がね。人によって全然違うらしく。その探訪だそうで・・・ まぁ暇なやつだ!! と覗き込むと。
生意気な娘 : 読みたいなら、英語版も貸してあげるよ!!
私 : そんな暇はない。俺は中国史の方がいいの!! (横山先生が好き)
とっても生意気な娘 : どうせ漫画でしょ!!
私: 君にはスペクタル巨編はわからないのよ。男はここにロマンを感じるの!!
めちゃくちゃ生意気な娘 : たまにはちゃんと本を読まないと漢字忘れるよ!!
私 :よけいなお世話だ。私には読めない字はない。(漢字は自信あるのね)大切なことって目には見えないのだよ。もっとお父様を敬いなさい。
上から目線の娘 : 少しは知ってるねぇ。そこだけだろうけど・・
さて翻訳の微妙な違いは私にはどうでもよく、サン=テグジュペリ「星の王子さま」は多くの名言・心に残る文章があります。
キツネとの対話は、特に心に刻まれています。キツネは「仲良くなる」とはどういうことかを通じて、友情、ひいては愛情(人間愛ではなく恋愛的な意味での愛情)についてを語りの箇所。そして「大切なことって目には見えない」王子さまがこうおっしゃっております。そして、大人になるに従ってそうなるようですね。勉強をして、経験を積んでものごとが見えてくる筈なのに不思議だ。不思議としかいいようがない。
他にも
※ きみが夕方の四時に来るなら、ぼくは三時から嬉しくなってくる。そこから時間が進めば進むほど、どんどん嬉しくなってくる。そうしてとうとう四時になるともう、そわそわしたり、どきどきしたり。こうして、幸福の味を知るんだよ。
※ あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ
※ 人間たちはもう時間がなくなりすぎてほんとうには、なにも知ることができないでいる。なにもかもできあがった品を、店で買う。でも友だちを売ってる店なんてないから人間たちにはもう友だちがいない。
岩波書店の「星の王子様」訳 なんだけど読み返すと、子供の心に少しだけ戻れるかも・・ (なぁ訳はないよなぁ)
以下ウィキペディア「星の王子さま」 サン=テグジュペリ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE
体裁は児童文学ながら、世界で8000万部 日本でも600万部売れます。中身は、子供の心を失ってしまった大人に向けての示唆に富んでいる。
≪ l’essentiel est invisible pour les yeux ≫ 「大切なものは、目に見えない」(内藤濯の訳。直訳は「本質は眼では見えない」)を始めとした本作の言葉は、生命とは、愛とはといった人生の重要な問題に答える指針として広く知られている。

 

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