画像生成AI:未来のクリエイティブツールの可能性
設計の金子です。
テキスト入力による指示(プロンプト)だけで高品質な画像を作り出せる
「画像生成AI」ツールがどんどん増えてきてますね。
少し前になりますが、
生成AIに人がどう向き合うかという記事を目にしました。
ある小学校では、生成AIの授業があるそうで
「AIの良い点と悪い点」や「使用する場合」をテーマに
AIに指示をして自動で描かれた画像をよく見て
不自然な場所や間違いを探したりして
子供たちが意見交換をしたそうです。
実は最後に種明かしがあり、
授業のテーマは生成AIがつくったものだったという内容でした。
先生がどんな授業にするのか、
きちんと考え、あえてそうしていたとのことですが、
人が指示を出しAIに考えさせているのではなく
AIが人を考えさせていたんだなと思うと
少し怖くなりました。
将来はAIに仕事が奪われる日がくるという言葉を耳にすることがありますが
AIは人間がつくったものですから、
人間が責任を持って使わなければなりません。
AIのメリットとデメリットを理解して
自分の判断力や想像力を高めることが大切だなと思いました。
私たちデサイナーも、色々なデザインをするにあたり
昔よりも生成された画像をよく目にするようになりました。
ピンポイントで「こんな画像が欲しい!」と思っても
以前はなかなか見つからなかったものが、
今では近しいものが簡単に見つけられ、だいぶ便利にはなりました。
よく見ると違和感がある部分などはまだまだありますが、
ちょっとした資料づくりなどで使用する分にはさほど気にはなりません。
画像生成AIは、まだ発展途上で多くの可能性を秘めています。
技術の進化とともに、「違和感」というものもなくなっていき、
私たちの生活や仕事に大きな影響を与えるんだろうなと思います。
もっと身近に、
より豊かなビジュアル体験が期待できるのではないでしょうか。