こんにちは。陳です。
10月に2週間ほど休みをいただき、初めてヨーロッパの国、スイスへ旅行してきました。
台湾出身で日本に住んで10年になりますが、ヨーロッパを訪れるのは初めてで、すべてが新鮮でわくわくする体験でした。
スイスには姉が住んでいて、以前から「いつか行きたいね」と言っていましたが、なかなかチャンスがなく、私にとっても念願の旅行でした。
滞在中はほとんど姉と一緒に行動し、観光地だけでなく現地の暮らしも少し身近に感じられて楽しかったです。姉に案内してもらうことで、観光だけでは見られないスイスの日常も体験でき、とても貴重な時間になりました。

今回の旅行で一番印象的だったのは、10月にバーゼルで開催される Basler Herbstmess（バーゼル秋祭り）です。
街全体がまるで大きな遊園地のようになり、アトラクションや屋台が並びます。装飾やデザインは日本のお祭りとは違いますが、とても新鮮でした。

そして、スイスといえばチーズ！ 滞在中は本場のチーズフォンデュも体験しました。
好きな具材をいろいろチーズにつけて食べる料理だと思っていたのですが、正統な食べ方ではパンしかつけてはいけません。他の食材を入れて食べているところを見られて、『この観光客、全然ルールを知らないな』という目で見られてしまいました（笑）。
こうしたルールも含めて、文化の違いを体験できるのは旅行ならではです。
食文化で驚いたのは、食事の多くが冷たいものだったり、一皿に主食だけのことが多く、熱々の料理はほとんどないことです。
普段アジアの熱い料理に慣れている私は、飛行機を降りてすぐ、空港でラーメンを食べました（笑）。
でも、こうした違いも含めてスイスの食文化を楽しむことができました。

また自然の景色も素晴らしく、特にマッターホルンは圧巻でした。
写真や映像で見るより何倍も迫力があり、しばらく言葉が出ないほどでした。
スイス国内や隣国への移動も電車で簡単に国境を越えられ、島国で育ち日本に住む私には新鮮な体験でした。
今回の旅行を通して、普段の生活から離れ、異なる文化や考え方に触れることができました。旅行は、日常では味わえない貴重な体験の連続でした。
皆さんも、機会があれば、自分なりの特別な旅を楽しんでみてください！